STORY
奪わず、結ぶ。それが最強の布陣。
曹操の大軍が江東に迫ると、孫権の家臣団は降伏論一色となった。その中で魯粛は 「私は降伏しても官位を得られるが、将軍はそうはいかない」と孫権に説き、 周瑜を呼び戻して開戦へと導いた。さらに劉備との同盟を自ら取り結び、 赤壁の勝利へつながる連合を築いた。
赤壁の後、魯粛は劉備に荊州の地を貸すよう孫権に進言した。曹操という共通の脅威に 向き合うため、目先の領土より同盟の維持を選んだのである。若き日には周瑜に 米倉ひとつをそのまま与えたと伝わる。その度量が、人と国を結ぶ力になった。
SO WHAT?ビジネスへの接続
目先の取り分より、双方が立つ関係を選ぶ。提携・共同経営・長期契約では、 この「盟を設計する力」こそが、共通の脅威に立ち向かう土台になる。